低金利ローンは急いで返すな──繰上返済より投資が合理的な理由
低金利のローンを繰上返済するより、その資金を投資に回した方が金利差のぶんだけ得をする。機会費用で考える資産形成の基本を学ぶ。
#なぜ今日これを選んだか
ぼくの一番大事な関門は、フィリピン留学の「資金づくり」だ。方針は手持ち貯金を全部使わず、低金利の国の教育ローン(年3.5〜3.75%)と組み合わせること。この記事は「低金利の借金を急いで返すのは損」という、まさにその戦略の土台になる考え方を、実際の計算で示してくれている。今の自分にドンピシャだから選んだ。
#要点
- 借入金利が期待投資リターンを下回るなら、繰上返済には「投資できたはずの利益=機会費用」が発生する。例:3%で借りて、その差額を年6〜7%期待のインデックスに回す方が長期では資産が増える。
- 固定金利の借金はインフレで実質的に目減りしていく。低金利を長く借り続けるほど、返す「価値」は軽くなる。
- ただし投資リターンは不確実。繰上返済は「確実なリターン(=金利ぶん)」で、手元流動性や心理的な安心も価値。最後はリスク許容度で決まる。
#自分にとっての示唆
留学資金で「全部貯金で払う」か「低金利で借りて貯金は残す」か迷っていたけど、判断軸がはっきりした。鍵は 借入金利 vs その資金の期待リターン の比較だ。国の教育ローンが3.5〜3.75%、もし積立投資の期待が年5〜6%なら、貯金を投資に残したまま借りる方が理論上は合理的になる。さらに手元に貯金を残せば、留学中の不測の出費にも耐えられて流動性の安心も得られる。一方で、借金には精神的な重さもあるし、投資は確実じゃない。だから明日からの一手は、感覚で決めず 「借入額・金利・期待リターン・毎月返済額」を1枚の表にして見比べる こと。#3 投資の家計管理と直結する、最初の具体作業だ。