安価なGPSジャマーが世界中に「航法の死角」を作っている
数千円で買えるGPS妨害機が急増し、位置情報が使えない「死角」が世界中に広がっている。ドローン運用の前提が揺らぐ話。
#なぜ今日これを選んだか
ドローン米事業(#724)の生命線はGPSだ。農薬散布ドローンは自動航行やRTK測位に依存しており、妨害電波は事故・散布ミスに直結する。参入前にこのリスク構造を知っておくことは、資格や機体選びと同じくらい重要だと感じた。
#要点
- 数千円で入手できる小型GPSジャマーが増え、トラック運転手などが「監視逃れ」目的で常用している
- 妨害は本人の周囲だけでなく、空港や港湾など広範囲の航法システムに巻き添え被害を起こす
- GPS単独に依存しないマルチセンサー航法(IMU・視覚測位・複数衛星系)への移行が進みつつある
#自分にとっての示唆
農業ドローンの現場でも「GPSが常に正しい」前提は危うい。散布請負を始めるとき、RTK基地局の設置環境や、GPS喪失時のフェイルセーフ(ホバリング・自動帰還の挙動)を機体選定の必須チェック項目に入れるべきだと分かった。木曜のドローン調査枠で、主要機体(DJI Agrasなど)の妨害・測位喪失時の挙動を1つ調べてメモに残す。技術の弱点を知っていることが、開業時の安全説明・信頼獲得の武器にもなる。